10月2日(木)9日(木)
ご飯とみそ汁作り(5年生)
 
 「ALTに和食の良さを感じてもらおう」をテーマに、学習のまとめとしてご飯をお鍋でたき、だしをとるところからみそ汁を作りました。
 洗い物をする人、お米を洗う人、だしをとる準備をする人など、班ごとに考えた動きでテキパキと進めていきます。
お米が水を吸って、大きく膨らむ様子をしっかり観察します。
調理実習を重ねるごとに、包丁の使い方もすごく上手になってきました。
みそ汁の具材の切り方は、食感や食べてもらうALTを意識して班ごとに考えたので、バラエティにとんでいました。 
 学習の中で、カツオだし、こんぶだし、煮干しだしを飲み比べ、自分が一番好きだなと感じただしで、みそ汁を作ります。

煮干しだしが1番人気でした。
だしをとったら、火が通りにくい大根から順番に煮ていきます。

吸水が終わり、点火したご飯の鍋からも、目を離すことができません。五感を働かせて、火を弱めるタイミングをしっかり見極めます。
だしをとって役目を果たした“だしがら”は、ミキサーにかけて、ふりかけにします。
しっかり水気を飛ばして、味付けをして完成です。
完成したご飯とみそ汁は、給食と一緒に食べます。

ALTと外国語の先生を招いて、各班が作ったみそ汁6種類も試飲してもらいました。
「Konbudashi is so good!」
「Group1 Thank you!」
「Group2 Delicious!」
など、各班と交流しながら、楽しいランチタイムを過ごしました。
ALTに和食の良さを感じてもらうために、特にみそ汁の“だし”について、詳しく学習してきました。子どもたちが一生懸命ジェスチャーを交えながら、自分の班のだしについてALTに説明している姿を見て、とても誇らしく思いました。普段の外国語の授業の中で、言語が違っても伝えようとする気持ちや態度が大切だということを学んで実践しているからこそ、伝えたい思いをぶつけられたのだと思います。これからも、日本の伝統的な文化に興味を持ちその良さに気づき、大切にしていこうとする心を育てていきたいと思いました。