10月6日(月)
おさかな講習会(5年生)
 
兵庫県漁業協同組合連合会から2名の方に来ていただき、魚のさばき方を教えていただきました。

今日のお魚はアジです。

初めて出刃包丁を扱うので、みんな真剣に説明を聞きます。
最初にウロコとゼイゴをとります。

生の魚を触るのは初めての児童も多く、少し戸惑っていましたが、段々慣れてきて、手際よく作業を進めていました。

頭と内蔵をとったら、いよいよ次は3枚おろしです。
できるだけ身を多く残すために、骨を意識しながら慎重におろしていきます。

包丁を使い慣れていない児童もたくさんいましたが、みんなとっても上手にさばけました。
一生懸命さばいたアジは、ソテーにして食べます。

高い位置から塩コショウをふると、まんべんなく味がつくことを学び、すぐに実践しました。

おいしく焼くコツは、触らないこと。五感を働かせて、ひっくり返すタイミングを待ちます。
アジのソテーの完成です。

味付けは塩コショウのみと、シンプルですが、外はカリッ、中はフワッ、とってもジューシーでした。

さばくときに少し怖がっていた児童も、あまりの美味しさにびっくりしていました。
やっぱりさばきたては、違うようです。
食べながら、講師の方のお話を聞きました。

海がきれいになりすぎて、魚のエサとなるプランクトンが減り、魚が減っているとのこと。だから、今漁業者は森を育て、栄養分を含んだ水が川へ流れてくるようにしているそうです。

命をいただくことについても教えていただき、みんなで考えました。
児童の感想より
・最初は魚を触るのが気持ち悪かったけど、食べたら美味しすぎてびっくりしました。
・意外と上手にさばけてうれしかったです。
・釣った鯛が家にあるので、家に帰ったらさばいてみたいです。
・3枚おろしの仕方がわかったので、次は違う魚をさばいてみたいです。
・いつもは皮や骨を残すけど、知らない間に食べていました。